北野天満神社職舎（宮司宅）新築工事の上棟式が行われました。

設計の村岡建築デザイン事務所、施工のビームスコンストラクション、棟梁を含めた大工さん・・・今回は施主様である宮司様が自ら御祈祷されるということで普段とは雰囲気が異なりましたが、家族にも見守られながら、和やかな素晴らしい上棟式でした。

上棟式の後に図面打合せを行い、辺りが薄暗くなってきました・・・そして神戸の夜景が見えてきました。

観光地である、この神戸北野にどんな家が完成するのか！？これから楽しみです！

倉庫に資材の一部が到着し、大工さんの手によって加工が始まります。

一番手前にあるのは、大黒柱になるとても固くて丈夫な特徴をもつ欅です。大黒柱は、家のほぼ中心にあって家の重量を支える柱ですが、構造だけでなく見た目にもとても存在感を醸し出しそうです！その次にあるのは、出節をいかして使われる桧に、一番奥が杉の絞り丸太で床柱に使われます。

木目の美しさを活かし、必要な場所にどの部分を使用するかを考えながら、必要な寸法を切り取る木取りが大工さんの手によって行われていきます。それぞれ表情が違う、自然が生み出した美しさがどういかされるのか、完成が楽しみです。

神戸北野で新しい家づくりがスタートし、先日地鎮祭が行われました。施主様はいつも地鎮祭でお世話になっている北野天満神社の宮司様です。今回は、ご自身で祈願していただいております！

『鎌（かま）』を入れられているのは、設計の村岡建築デザイン事務所 村岡さんです。よろしくお願いいたします。

地鎮祭を執り行っていただいた宮司様であり、お施主様としてのご挨拶に気持ちが引き締まります。

先月末から地鎮祭が続いていますが、山を背に、景色に恵まれたこの場所での家づくりはどんな家が完成するのでしょうか！！楽しみです♪

↑9月16日夕刻。慶事の紅白幕が用意され、完成の儀式がとり行われます。

↑翌9月17日、この日も関係者の方々が続々と集まって来られます。

今年6月に既存の『青龍』『稲荷』２つの社を解体するところから始まり、この10月、無事完成に至りました。われわれビームスコンストラクション社員一同、この工事に携わることができ、感謝いたしますとともに、完成を心からお祝い申し上げます。

お地蔵さまに元の位置に戻っていただきました。手前の土間には瓦が埋められています。

手水鉢（ちょうずばち）の屋根も新しくなり、真新しい銅板が葺かれています。時間がたてばやがて緑青（ろくしょう）といって青緑色に変色していきます（厳密に言うと銅が錆びていきます）

裏手には擁壁のコンクリートを打設します。

北野天満神社の宮司様立会いのもと、慎重に作業が進められます。順調に進んだ工事もいよいよ最終段階です。

青龍稲荷合祀覆舎の工事も佳境に入っております。



外部の工事は天候に左右されます。ここ数日雨が多かったのですが、作業はなんとか進んでいます。

↑足場が外され外観が露わになりました。完成までもう間もなくです。

↑出入口の格子引き戸が納まり、外部の化粧材（仕上材）の板などが取り付けられます。

↑こちらも化粧材です。塗り壁の上に貼られています。大工→左官→大工→左官・・・と時間を無駄にしないように、工程管理が重要です。

↑内部の壁は仕上げとして均等に板が張られていきます。

↑いよいよ完成が近付いてきているのを感じます。

↑特徴的な屋根が出来てきました。

↑壁と柱と・・・どんどん出来てますがまだまだ作業は続きます。どんな仕上げになるのか楽しみです。