3年ほど前に2階内装の一部と外構のリフォーム工事をご依頼いただいたお施主様より、新たに外壁の塗り替えと1階内装一部リフォームのお声掛けをいただきました。
こちらのお宅は木造で築35年以上です。リフォーム工事の場合、自社が新築した建物ではない場合ももちろん多く、ここでも当時、他社さんが建てられています(というよりも35年前、弊社ビームスはまだありませんでしたね・・)
ですので、その当時の木造住宅の知識も必要になってきます。一般的にどんな施工をしていたのか?どんな材料を使っていたのか?など。地域性や法律の違いも存在します。これまでのメンテナンス、リフォームの経緯もお施主様に確認し、知っておく必要があります。
↑2階の出窓と庇が同じ出幅になっています。通常庇が前に出ますが、出窓は後から取付けしたようにみえます。窓を開けていると雨がよく部屋の中まで入ってくるとのこと。
↓庇と出窓の間に空調の配管カバーがスッポリ納まっています。順番で行くと出窓の後の施工でしょうか?
先日、お施主様によってきれいに保管されていた当時の図面を見させていただきました。
竣工(しゅんこう)図というものがありますが、これは新築時のいわば完成図面です。その後のメンテナンスに役立ちます。単純に完成図ともいいます。
新築するとき、図面通りに建てることができれば言うことないのですが、建てている最中に設計変更になることもあり、その変更が記載されていない図面は竣工図とは言えません。今回は後から手書きで変更箇所が記載されていたので、一応竣工図と言えそうです。
↑素敵な水槽に大きくてキレイな金魚が泳いでます。今回のリフォームでちょっと移動する予定です。
周囲を確認し、打合せを済ませ、これから『実行予算書』を作成します。しかし、その前に急いでやらなければならないことがあるのです。それは・・・
・・・それは次回のブログにて・・・(・ω・)ノ