スタッフブログ

晴天!!なのに・・・晴天ゆえに・・・


↑明石の新築現場の様子です。

今日は快晴ですが、どういう訳か基礎スラブが水浸しになっていますね!?

夕立があった???なぜ???

実は基礎スラブコンクリートの養生でスラブ一面に水を張っているのです。


↑こうする目的は、コンクリートに適当な温度と湿気(水分)を与えることにより、急速な乾燥をコントロールして有害なクラックを防ぎ、所定の強度を出させるためのものです。

「無茶苦茶暑いし~」ということでの単純な打ち水ではありません。

とはいえ、実際に作業しているモリタクンにとっては、ちょっとは涼しい・・・カナ?(^_^.)

構造躯体も、プレカットの加工の方も順調に作業は進んでいます。

・・・ですがこれがまたなかなか『手強い』んです。その内容も後ほどお知らせしたいと思います。

明石で『カッコいい』注文住宅が、まもなく上棟します。

K.K

明石でマンションのリフォーム

明石でマンションのリフォームが始まります。

明石市内で築30年が経過したマンションのリフォームの問合せをいただいていました。

最初のご相談をいただいたのが4月の半ばでした。

施主様は大変お忙しい方で、およそ2週間に一度のペースで打合せを重ね、いよいよ8月の下旬頃に工事開始の予定となりました。


↑写真は神戸HDC内のクリナップのショールームです。(お施主様が真剣に商品説明を聞いておられます)

今回のように実際に住まわれるお客様にとって、システムキッチンやシステムバスなどの商品選択はとても重要なことです。

それに加えマンションリフォームの場合、床の防音性能が『マンションの管理組合様がその性能を担保している規約』にきちんと適合した『床』を提供することも重要なことになってきます。

今回のリフォーム計画で『床』はバリアフリー化を図っています。

築30年のマンションは元々(当時の基準では)バリアフリーではない上に現在のマンションとは『床材、下地等の構成』が異なります。

実際に、タタミの部屋とカーペットの部屋、そして水回り(洗面室やトイレ)と、それぞれ床の下地の高さがマチマチであったため、最近のリフォーム用の防音フロア材を貼るだけではバリアフリー化は図れませんでした。

しかし、住まい手の機能的な変化に伴う要求で一番の要素といえば、やっぱり何をおいてもバリアフリー化です。

そこで、防音用の鋼製束フロアシステムを採用し性能をクリアさせる提案を行いました。

下地材で問題点がクリアできたので、結果的に床の仕上げ材自体で性能を求めることはなく、自由な選択が可能となりました。

つまり、無垢のフローリングも選べるようになったのです。

マンションであっても、床材に自然素材を使えることになり、ありきたりな空間テイストからよりグレードアップしたものが提供可能となりました。

リフォームを超えたリノベーションとして機能的な更新だけではなく、お施主様の『想い』に触れる・・・そんなところまで関わることのできる工事になると思います。

今日はその打合せに行ってきます。

K.K

念には念を


↑写真は、コンクリートの打継部分の止水措置を施した状況です。

鉄筋と鉄筋の間に何やら、うねうねした濃いグレーのひも状のようなものが写っているでしょ。

これが『ベントナイト』による止水剤で、そのベントナイトの特性によって躯体のコンクリートに大きな圧力が発生することがなくなります。つまり躯体にやさしい止水剤です。

*ベントナイト・・・建設業など幅広い分野で使われる、吸水性とイオン交換性が高い『粘土』の総称

ここの部位は前にお知らせした『グリシート』が右側に見えていますね。

グリシートで水はけを良くし、この止水剤で二重の対策をとっているのです。わかりますか?

雨による漏水対策が重要な部分です。

最後は隠れてしまい、まったく見えなくなるところですが、重要な部位をちゃんと注視し『手を打つ』こだわりの施工です。

K.K

お客様の土地探しと神戸の街

 
↑須磨寺が見えています。
普段からよく通る道なのですが、この須磨の名刹(めいさつ)には、もうかれこれ45年前、幼いころに花見に連れて行ってもらって以来一度も・・・お参りにも行ったこともありません・・・。


↑一方、こちらは古の合戦があった須磨一の谷あたりで、遠くにはうっすら淡路島が見えています。

猛暑の中(ノд`;) 須磨あたりを散策に・・・

・・・・・ではなく、お客様が『気になっている』土地を見てきました。

 

・・・須磨寺は平敦盛の首塚や源義経、弁慶ゆかりのものがあったり・・・

一の谷は源平合戦の『逆落とし』であり、少しはなれて在原行平が京を追われたときにここで松風と村雨の恋物語があり、後に別れるも行平を慕い続け暮らした居が『松風村雨堂』と言われ、今に伝わります。

須磨寺の起源は平安時代、和田岬付近の海で漁師が観音様をひきあげたことが縁起と言われています。

和田岬は私が成人するまで住んでいた町で、ここも昔は『大輪田の泊』といって、今の神戸港の原型になったといわれています。

清盛の縁であり、ここにある和田神社はこれも清盛縁で・・・どこまで・・・

 

・・・・・・いえいえ、今日はちゃんと土地を見てきましたよ。

K.K

HAUS-KAAP・・・おおぉ

配筋検査です。

設計の山根さんと瑕疵担保責任保険のJIOさんが、図面の通りにちゃんと配筋されているかをチェックしています。

もちろん、なんの指摘もなくOKでした。「きれいに組めてるよ。」山根さんから評価をいただきました。

まだ基礎の配筋の段階で想像しづらいかも・・・ですが!!!   「とがってるでしょ!!。」

  OH おおぉ!!!


先端がっ!! 鋭角になっているでしょ! タイトルの「KAAP」 岬なんです。

これから工事が進み、ボリュームが見えてきたら個性を感じる「住まい」が現れます。

楽しみです。

oku

 

大阪で『ピュアCM』の物件がスタートします。


大阪のT幼稚園の建て替え工事がスタートします。

50年間、子供たちを守ってくれた旧園舎・・・本当にお疲れ様でした。

今年の12月には新しい園舎が完成する予定です。

この物件は通常の『一括請負』方式とは異なる『CM』(コンストラクション・マネジメント)方式、その中でも『ピュアCM』方式を採用しています。

住宅などの『一般建築物』とは異なり、幼稚園や学校などの建物は『特殊建築物』と呼ばれます。

弊社では今回のような『特殊建築物』の場合、発注者のメリットやアカウンタビリティ(*)の観点から、その工事の受注(契約)形態を『ピュアCM』方式で行っております。

*アカウンタビリティ・・・納得できるように説明する義務。説明責任。

実はこの工事、新園舎は元々RC(鉄筋コンクリート)で計画されていたのですが、コスト面、技術面等を協議、検討し、最終的には鉄骨造で進めることで決定いたしました。

RC→鉄骨造への計画変更は、今回弊社が採用した『特殊工法』があればこそ可能だったと言えます。

通常の住宅建築ではまず見ることのできない、その『特殊工法』については随時このブログでも紹介していこうとおもいます。

T.S

仕事の後に・・・

神戸のメリケンパークで毎年、海の日に開催される『みなとまつり』に主催者側で参加しています。


天気にもめぐまれ、航空ショーや盆踊り、その他書ききれないほどイベント盛りだくさん!!ヘリコプターに大人1人4000円で乗れたりもします。


大人気で長蛇の列が出来てました。


今日1日の来場者数、何と9万人!(o゚Д゚ノ)ノ


そして今は夜間警備中。

こんな時間でもカップルや外国の方が何組も歩いておられます。

メリケンパークの周りにはポートタワーや観覧車、オリエンタルホテルなど、目を引く構造物が多数存在します。

仕事柄、どんな構造か?が気になるのですが、考え出すと警備に集中できないので今日はやめときます。

明日も『みなとまつり』やってます。皆さんぜひ遊びに来てくださいね(^o^)/

Shinya.k

グリシート??

ガレージの地中に埋まってしまう(予定の)壁に貼ったのは『グリシート』という透水性を持ったシートです。

この部位は建物の本体とガレージの躯体とで、微妙に隙間が空いてしまう場所です。

それ故、大量な雨が降って来た時に、そこからの漏水が懸念される場所でもあります。

この『グリシート』を貼ることで水捌けを促進させ、そのリスクを回避することが出来ます。

実はこの工事、弊社の若手社員からの提案を実行したものです。

先を想像する能力、これも『技術』と言えますね。

K.K

防水のメンテナンス終了。

職人さんの真面目な仕事振りに『すごく丁寧にしっかりやってもらえた。』と、大変喜んでいただけました。

次は床下の状態を点検する予定です。

このお家のオーナー様はご自身の仕事柄、技術的な面では探究心があり、真摯でもあるので、工事を行うこちら側も、新築の時から良い意味で緊張感を与えられ、それを今も持ち続けながらお付き合いさせていただいてます。

今回もオーナー様からすごく興味深いお話を聞かせていただきました・・・。

しかし、残念ながらこのお話はお勤め先の『シークレット』なお話なので・・、でも近い将来はこのお話が具現化され『住宅のスタンダード』になるかも( ? _ ? )

楽しいお話、ありがとうございました。

K.K